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On The Bridle!!

一口馬主クラブ「CARROT CLUB」及び「TOKYO THOROUGHBRED CLUB」に出資した愛馬たちの成長記録等を中心に取り扱っています。

'15年産近況及び厩舎情報 【ベストヴォヤージュ 2018/03/06~03/21】

ベストヴォヤージュ 3歳 牝 鹿毛

3/6 NF天栄
トレッドミル調整と周回コースでキャンター調整を行っています。
「先週少しだけ体温が上がってしまったのですが、その後楽をさせたことで、今は落ち着いています。再び乗り出していて今はトレッドミルでの調整と馬場でのキャンター調教を入念に行っているところです。これまで時間をかけて乗り込んできていましたので大勢に大きな影響はないでしょうから、この後も動かしていき大丈夫であればその流れで美浦トレセンへ送り出したいです」(天栄担当者)

3/15 鹿戸厩舎
14日は軽めの調整を行いました。15日は美浦坂路で追い切りました(56秒0-41秒8-28秒2-14秒2)。
「先週末に入れさせていただきました。帰ってくるまでにだいぶ時間がかかってしまったので心配していたのですが、その分だけ見た目に体はだいぶしっかりとしており、格好良くなっているんですよ。今朝は1本目ということもあり坂路で14-14くらいで動かしたのですが、動きは比較的楽でしたね。ただし、以前からではありますが、相変わらず息遣いの粗さが気になります。普通キャンターの時もちょっと粗いかな…と感じるので、様子を見て必要とあれば検査して中の状態を確認するかもしれません」(鹿戸師)

3/21 鹿戸厩舎
21日は美浦南Wコースで追い切りました(69秒6-53秒6-39秒5-13秒8)。
「先週の時点で息遣いがひと息に感じましたので、レースへ向かう前にある程度ハッキリとさせておきたいと考えて獣医師と相談して検査をすることにしました。静止時だけでなく走っているときの状態も確認したいと思って、それに対応できる検査を行ったんです。その結果、気道が狭くなっていることが判明しました。続に言う喘鳴症は弁が麻痺して気道が狭くなってくることから起きているのですが、この馬の場合はオペでどうこうできるものではないようで、そういう見方で言えばちょっと辛い状況であることがわかりました。ただし、こういった症状を持つ馬たちの中でも差はあり、軽めのキャンターでも辛いという馬がいるようですが、ベストヴォヤージュは14-14でも動けていたんです。週末の調教でもそれなりに動けていました。競馬でのトップスピードを求めていこうとすると辛くなる可能性は正直あるのですが、現状の中で良さを引き出していくほかありません。もちろん気にかけるように大事に接していきますが、前向きに調整を進め、競馬へ向かっていきたいと考えています。喉のことを抜きにしてもちょっと立派かなと思えるのである程度本数はこなして競馬へ向かいたいと思い、今朝は坂路ではなくウッドチップコースに入れて追い切りを行いました。格上馬を相手にして動かしたのですが、最後に遅れはしたものの、顎が上がって一杯一杯になったのではなく、悪くないフォームで最後まで走れていました。このまま動かしていってより良い体調に整えてレースへ送り出したです。やりすぎることで体を減らしすぎても良くないのでバランスが大事になりますが、早くても来週、再来週あたりの競馬を考えていきたいと思っています」(鹿戸師)


ようやく美浦に戻ってきたベストヴォヤージュですが、暗雲が漂うどころか既に土砂降りの状態・・・。一口馬主の洗礼を浴びた初出資馬・フィックルスターでの悪夢再びです
騙し騙し使っていくようですが、フィックルスターは2戦目で早々に見切りをつけられ引退。ノドの状態によってはベストヴォヤージュもその道を辿る可能性はあります。
外観からは全く見当も付かない内面の問題ですので、どうしようもありませんが、ショックですね。成長によって良化する可能性はあるとは思いますが、次走全く見所がないようでしたら、早めの決断が迫られるかもしれません。



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