'11年産厩舎情報 【ネオリアリズム 2017/08/03~08/11】

ネオリアリズム 6歳 牡 栗毛

8/3 函館競馬場
2日は軽めの調整を行いました。3日は函館Wコースで追い切りました(68秒6-54秒4-40秒0-13秒1)。
「先週は最初の追い切りということもあり負担を考えてダートコースで追い切りましたが、その後はウッドチップコースでの調教を課しています。札幌記念を考えると今週は2週前になりますので、全体的に負荷をかけられればと考えていました。5ハロンから時計を出しているのですが、蹄の不安があって緩めた期間があったにしては息遣い自体は悪くありません。しかし、歩様に関しては、特に出がけが硬いです。ウォーミングアップでじっくりと体を動かしていけば徐々に解れて来ますが、本来のものではありません。今日の追い切りの動き自体は余裕を持って動けているものの、競馬へ向けてもう一段階踏み込んだ調教を課さなければいけないことを考えると、この後の状態が今よりも良くならないと正直厳しいとも思っています。削蹄により蹄の角度が変わったことから最初は蹄に熱を持ち、肢動脈を打っていたのですが、それそのものは徐々に緩和されつつあります。それなのに歩様が硬いのはなぜかということですが、今の蹄の格好から腱と筋がやや引っ張られて負担がかかりやすくなっているからでしょう。深管部には骨りゅうが出てきそうな兆候もあり、トウ骨にもやや痛みが出ていることが歩様に影響を及ぼしているという現状です。今日の追い切りがひとつの刺激にもなるわけで、これによって変化が出て余計に気になってしまうようだと予定を見直さなければいけません。馬体重は524キロで、馬体の張りなどは程よく、背腰の痛みもあるけれど競馬へ向けて進めていくうえで悪くない状態ですから、何とか可能性を残して考えていきたいです。ただし、馬に無理を強いるわけにはいきませんから、厳しいと思えればそこはしっかりと判断をくだすつもりです。今はしっかりと見極めること、そして可能性を見い出せるのならば何とか今より少しでも良くできるようにしたいです」(堀師)
状態次第で見送る可能性もありますが、今のところ20日の札幌競馬(札幌記念・芝2000m)を目標にしています。

8/10 函館競馬場
9日は軽めの調整を行いました。10日は函館芝コースで追い切りました(64秒9-49秒8-36秒7-12秒5)。
「先週の追い切りを行った午後には硬さが出ていたのですが、翌日になるとその硬さ分は緩和して戻っていました。先週の時点で引く判断をしようか…という考えもあったのですが、息遣いから心肺はできていて、中身は整っている状態と捉えていましたので、もう少し粘って引き続き調整を試みています。蹄は装蹄し、ケアをしてきました。この2週間の伸びによってその不安は解消されています。しかし、深管やトウ骨の傷みはまだ残るため、骨関係の傷みに効く薬を使って治療を施してみました。もちろんその薬を使ったからと言って必ず良くなるとは言えないのですが、触診上ではいくらか改善が見られ、一定の効果はあったのではないかと思えます。ただし、歩様に関しては改善されるまでには至っていません。筋肉系統の傷みにも対処できるようにこちらも併せて治療しているのですが、休み明けは若干いいかと思える程度です。厳しいと言い切るまでではなかったこともあり可能性を引き続き残して今週も追い切りを行いました。雨の影響もあり、今回は本馬場での追い切りにしています。動きに関しては最後まで余裕はあるものの、気が抜けた時のフットワークがもうひとつに思えました。昨年はゴール板を過ぎてからも抑えきれないくらいの勢いで駆けていましたから、比較をすると物足りなさがあるのは否めません。判断するに難しい状況ではありますが、今日の追い切り後にもまた変化が見られるでしょうし、引き続きしっかりと確認して方針を決めます。あと、オーストラリアのコックスプレートにも登録をさせていただきました。秋の選択肢のひとつとして考えられるようにという思惑のもとです。ただし、あくまでもそれは先のことで、現状では何よりも札幌記念へ向かえるのかどうかということに集中して対応していきます」(堀師)
状態次第で見送る可能性がありますが、今のところ20日の札幌競馬(札幌記念・芝2000m)を目標にしています。

8/11 函館競馬場
「札幌記念を視野に調整を続け、競馬のこと、そして馬への負担のことも考えつつ追い切りを行いましたが、追い切り後の歩様に硬さが見られました。両前脚ですが特に右前脚が芳しくなく、首を使い気味の歩様です。それに、この馬としては大人しく、覇気という点でも物足りなく映ります。今朝改めて馬体チェックを行ったところ、キ甲のすぐ後ろの骨の部分に痛みがありました。仙腸関節から背中にかけた箇所がこの馬のウィークポイントなのですが、蹄の影響で前捌きが硬くなり、かばうことで背中にも張り、痛みが出てきて、それがフットワークの小ささにつながってしまっていると考えられます。この状態だといいパフォーマンスを発揮することは難しいと思え、ダメージのことも心配です。ギリギリまで粘って札幌記念参戦への可能性を探ってきたのですが、ここは無理をしない判断をさせていただきます。骨関係の傷みもありますから今後のことは決めず、放牧に出して不安を取り除くための期間に充てます」(堀師)


ギリギリまで状態を見極めていましたが、札幌記念回避の判断が本日下されました。コンディション良好であれば、充分連覇の可能性があっただけに非常に残念無念。
なるべく人のミスには寛容であろうと心掛けていますが、つい愚痴の一つも零れてしまいそうです。流石に死に至ってしまったスティーマーレーンのような件は許容範囲を超えますが。

コックスプレートにも登録したようですが、流石にこの状態で海外へ挑戦するとは思えません。と言うか、天皇賞(秋)に間に合うかどうかすら怪しいです。
飛躍の秋を迎えると思っていただけにショックは大きいですね…


ちなみにnetkeibaでの関連記事はこちら。

「ネオリアリズムが札幌記念を回避」http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=124960

当たり前の如く、歩様の硬さが出た経緯は書かれておりません。



スポンサーサイト

0 Comments

Post a comment